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1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源に、マグニチュード7・3の激しい揺れで、6434人の命を奪い去った阪神淡路大震災。発生からほどなく、和歌山でも「何かできることはないか」と動く人々が現れた。 今なお続く支援
トラック運転手だった紀の川市貴志川町の森本佳代子さん(54)は、姫路への配送を終え、幼い子どもとともに和歌山へ帰る車中で地震に遭った。救出活動や負傷者の搬送に走り、その後、神戸と和歌山を何度も往復し、衣類や毛布などの物資をトラックで届け続けた。 明日は我が身 被災地の惨状を目の当たりにした人からは「もし和歌山でこんな地震が起こったら…」との不安から、自分たちの身を守る防災意識が芽生え始めた。 ◇ ◇ 「ニュース和歌山が伝えた半世紀」は毎週土曜号掲載です。 |
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※ニュース和歌山2014年8月9日号掲載
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