8月3日に東京で行われた全日本少年少女空手道選手権大会で、和歌山市の常心館道場、平木智大選手(小倉小)が小5男子組手の部で3位に入った。「5年連続の全国大会で、初めて入賞できてうれしい」と笑う。
空手を習う9歳上の兄にあこがれ、幼稚園年中の時に道場に通い始めた平木選手。全国大会は1年から出場しており、昨年の5位が過去最高だった。
今年の小5男子組手には96人が出場。1分30秒以内に決めた技のポイントで競う。予選は対戦相手の動きを落ち着いて見て技をかわしながら、持ち味のスピードを生かし、得意の突きでポイントを重ねた。準決勝は相手に動きを読まれ、技を決められず、今大会を制した兵庫の選手に敗れた。
指導する村上亮平さんは「運動神経がよく、礼儀作法もしっかりしている。真面目で練習量がはっきり見え、1歩ずつステップアップしている」。平木選手は「順位が上がっているので、小学生最後の来年は優勝したい」と意気込んでいる。
写真=初のメダルににっこり
(ニュース和歌山/2019年9月7日更新)