和医大看護職員が子育て講座

 和歌山県立医科大学の看護職員が「子どもの不慮の事故をなくし隊」を6月に結成。子育て応援プロジェクト第1弾として、講座「子どもに安心・安全をプレゼント~乳幼児期の事故防止と対処法」を11月9日㊏と12月7日㊏に開く。

 少子化が進み、子どもを生み育てやすい地域づくりが求められる中、看護師、保健師、助産師による講座や相談会、交流会を定期的に開いていこうと、同隊を立ち上げた。

 初となる今回は、1~9歳の死亡原因で最も多い「不慮の事故」がテーマ。人形を使い、事故防止方法を指導する。事故予防グッズの展示、子育て相談会も。講師は保健看護学部小児看護学の井上みゆき教授、附属病院小児看護専門看護師の狗巻見和さんらが務める。「身近な相談場所として、気軽に和医大を活用してほしい」と関係者。

 両日とも午前10時、和歌山市三葛の和医大保健看護学部3階。乳幼児と保護者対象。各日30人。無料。希望者はメール(m-okamot@wakayama-med.ac.jp)。岡本さん(073・446・6700、内線4719)。

(ニュース和歌山/2019年10月26日更新)