和歌山市七番丁の伏虎中学校跡地に建設中の新しい市民会館の名称が「和歌山城ホール」に決まった。

 名称は市が公募し、355人から660作品が寄せられ、このうち7人が「和歌山城ホール」を提案。子どもからお年寄りまで分かりやすく、どこにあるか判断しやすいことから選ばれた。

 4階建てで、954席ある大ホールと395席の小ホールがあり、展示室や練習室、会議室などを完備。屋上の庭園からは和歌山城を眺められる。来年秋完成予定。市文化振興課の井邊智樹班長は「ここを起点に和歌山の芸術や文化活動を盛り上げたい」と意気込んでいる。

写真=会館の完成イメージ図

(ニュース和歌山/2020年1月11日更新)