収束の気配が見えない新型コロナウイルス。政府が7都府県に緊急事態宣言を発表した4月7日、和歌山県は12日㊐までの県立学校の臨時休校延長を決め、各市町村の教育委員会にも同様の措置を求めた。県内の感染者数が増えており、大阪府と兵庫県が緊急事態宣言の対象となったのを受けて対応。7日現在、13日㊊に学校を再開する予定だが、今後の状況でさらに延長する可能性もある。
休校中は、各学校の教員が児童・生徒全員に毎日1回、健康や学習状況を電話で確認。再開後も登校に不安を感じ、家庭学習を希望する場合は出席扱いにするなど、柔軟に対応し、家庭学習への指導・支援を行う。
一方、本紙配布地域の主な公共施設の状況は右表の通り。和歌山市の紀伊風土記の丘は5月6日㊌までのイベントを全てを中止にした。海南市の県立自然博物館は5月11日㊊まで休館。わんぱく公園は8日から屋内施設「風の子館」の使用を再開する予定だったが、当面は閉館し、イベントも中止に。また、下津図書館は学習室を8日から利用不可とした。一方、紀の川市立河南図書館の学習室は席数を減らし、13日から利用を再開する予定。(いずれも4月7日現在)
注:こども科学館も5月6日㊌まで休館。プラネタリウム投影も無し。
(ニュース和歌山/2020年4月11日更新)