和歌山市の民家で可憐に
高さ1・5㍍ほどの木を彩る愛らしい白い花。和歌山市紀三井寺の鍋嶋満壽男さん宅で5月26日、コーヒーの木が花を付けた。
パイナップルやマンゴー、ペッパーなどを育てている鍋嶋さん。5年ほど前から栽培するコーヒーは寒さに弱いため、11~4月は温室に入れて世話をし、昨年初めて一枝だけ花が咲いた。
今年は6本の木で開花。花は2日ほどで枯れ、この後、実を付ける。昨年は10月ごろ、赤くなった実を収穫したが、コーヒーにして飲むほどは採れなかった。鍋嶋さんは「今年は友人から『飲ませてほしい』との予約がすでに入っています。一緒に味わいたいですね」と心待ちにしている。
写真=白い花を付けるコーヒー。花言葉は〝一緒に休みましょう〟
(ニュース和歌山/2020年6月6日更新)