来年秋の「紀の国わかやま文化祭」を盛り上げようと、和歌山県実行委と県文化振興財団が折りづるを募集している。
県実行委が進めるのはモザイクアートプロジェクト。華道や合唱など23の芸術に挑戦する県のマスコット、きいちゃんのパネル72枚を折りづるで製作する。完成した作品は会期の1ヵ月前から各会場に展示する。担当者は「訪れた人をおもてなしすると同時に、皆の思い出に残るプロジェクトにしたい。世代間交流のきっかけになれば」と意気込む。
10月以降、県内各地で行う広報キャラバン隊のPR活動時に、つるを折るブースを設けるほか、学校やグループ単位での募集を予定している。県実行委(073・441・2570)。
一方、県文化振興財団は会期中、県民文化会館に約3㍍の折りづる像を設置するにあたり、周りを飾る作品を募集。100万羽を目指しており、担当者は「だれでも参加できる方法を考えた。家族や学校単位で作り、日本の文化を感じる機会にしてほしい」と呼びかける。
夢や希望を書いた好きな色の折り紙でつるを折る。作品は来年10月1日㊎までに〒640・8269和歌山市小松原通1─1、県民文化会館おりづる係へ。数は自由。また、9月16日㊌~来年10月1日㊎、県文1階に折りづるを作るコーナーを開設する。県文(同436・1331)。
(ニュース和歌山/2020年9月12日更新)