ベートーヴェン生誕250年に合わせ
和歌山市のピアニスト、宮井愛子さん(写真)のソロリサイタルが11月1日㊐午後2時、同市民会館小ホールで開かれる。5年ぶりとなるリサイタルで、ベートーヴェン生誕250年に合わせ、古典派からロマン派へ至る楽曲を演奏する。「難曲もありますが、持てる力をせいいっぱい出し切りたい」と意気込んでいる。
同市を拠点に演奏活動を展開する宮井さん。2015年のFUGA国際音楽コンクール金賞とアーティスト部門最優秀賞、ピアノ部門最優秀賞など数々の受賞歴を誇る。近年はチャリティーイベントほか、テレビドラマや落語公演にピアニストとして出演し、活躍の幅を広げている。
今回は「古典派の巨匠・ロマン派の先駆者からロマン派へ」と題し、ベートーヴェンの『ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」』やショパンの『ノクターン第2番・第20番』、リスト『スペイン狂詩曲』などを演奏する。
「『テンペスト』は生死の葛藤、乗り越えていく力、また祈りが込められた曲です。伝わるように演奏し、古典派からロマン派へとつながる時代の流れを表現できれば」と話している。
2000円、当日2500円。同館で販売。同館(073・432・1212)。
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(ニュース和歌山/2020年9月26日更新)