12月、今回が今年最後の「月刊アルテリーヴォ」となります。今シーズン、残す公式戦は、勝ち進んでいる天皇杯のみとなりました。

 11月、JFL昇格をかけた全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(通称・地決)が開かれました。僕たちも目標にしていた大会ですが、関西リーグで結果を残せず、出場は叶いませんでした。しかし、関西王者のティアモ枚方が優勝し、昇格が決まりました。おめでとうございます!

 同じ地域のリーグから地決を勝ち抜いたクラブが出たのは、リーグにとって素晴らしいことですし、関西リーグ全てのクラブにとってもいい刺激になったのではないでしょうか。来季からはさらに激しい優勝争いを繰り広げられるよう、また、より高いレベルのプレーで魅せられるよう取り組んでいきます!

 現在、すでに退団が発表された選手、現役引退を決断した選手も含め、チーム全員が12月13日㊐に行われる天皇杯4回戦・福山シティ戦に向け、日々のトレーニングから良い準備をしています。チームに残る、残らないに関係なく、全員が目の前の試合に勝つため、各々が試合で活躍するために、チーム内で良い競争ができていると実感しています。

 毎週末に重ねている練習試合でもボールを保持し、相手ゴールを脅かすプレーなど、練習で積み上げてきたことが上手く発揮できています。現状に満足することなく、もっと自分たちの成長のために突き詰めて練習していきたいと思います。そして天皇杯4回戦で準備してきたことをしっかりと発揮し、勝利をつかめるよう、チーム一丸で戦います!

写真=退団する選手、引退する選手も心一つに

(ニュース和歌山/2020年12月5日更新)