お城の動物園にアルパカの夫婦が仲間入りし、訪れた人を楽しませている。頭部の毛が縮れているのがオスのパルル、好奇心旺盛なのがメスのアルルだ。
閉園した長野県の信州塩尻農業公園チロルの森から12月23日にやってきた。2頭はともに10歳。童話園の馬舎で飼育しており、わらや牧草を食べる姿を見られる。2人の孫と訪れた矢本清栄さんは「長いまつげと、大きなひとみがかわいい。これからも見に来たい」と話していた。
和歌山城整備企画課の湯川英明さんは「ふわふわの毛と豊かな表情が特徴で、見ているだけで心があたたまる。仲が良く、将来、赤ちゃんが生まれる可能性も。コロナで中止しているふれあい体験の仲間に入る日をお楽しみに」と声を弾ませている。
写真=右のストレートヘアがメスのアルル、左のパーマヘアがオスのパルル
(ニュース和歌山/2021年1月23日更新)