スパイシーハニーミルク 2枚目のアルバム

 ライブハウスを中心に活動する和歌山市の女性5人組バンド、スパイシーハニーミルクが2枚目のアルバム『WAO!』を2月14日に発売した。リーダーでドラムの中川裕子さんは「新型コロナウイルスの影響で、ライブに来られない人が増えた。今の私たちの音楽をCDでも味わってもらいたい」と呼びかける。

 中川さんとボーカルの出下結岐代さんが15年前に結成。メンバーの入れ替わりを経て、10年前から女性5人になった。澄んだ声とストレートな歌詞が特徴で、2013年に1枚目のアルバム『これからもずっと』を発表した。

 8年ぶりとなる今作は、メンバー全員が作詞作曲に参加。モットーの「甘いだけでも辛いだけでもない。色々楽しんでほしい」を込め、1年かけて完成させた。迷いを抱えていても前を向こうと背中を押す応援歌『Bang Bang Song』、愛しい人への切なさを歌ったバラード『星空の下』など10曲。

 2000円。同市北新のオールドタイムで販売。中川さん(pretty821joyce@gmail.com)。

写真=「聴くと元気になれる」との声が活動の源

(ニュース和歌山/2021年2月27日更新)