4月17日㊏と18日㊐、岩出市宮111の有田屋呉服店。
平安時代から伝わる鎧作りの技法を受け継ぐ京都市の有職御鎧司、明珍阿古さんが、武家の稚児鎧(写真)を展示。「セヴェンヌ白」と呼ばれる国産の絹糸を古代草木染の技法で染め、漆、金工、組ひも、絵革といった職人の技を結集し再現した。今年1月に亡くなった田辺市出身の染色工芸作家、潮隆雄さんの綴織(つづれおり)作品も並べる。
このほか、平安時代の染色に使われ、近年希少になった茜、紅花などの材料で染めた着物も。午前9時〜午後7時。
同店(0736・62・2047)。
(ニュース和歌山/2021年4月17日更新)