素敵な大会へ気持ち一つに
「文化部のインターハイ」と呼ばれる総文は今年で45回目を迎える歴史ある大会です。
私が総文に魅力を感じたのは、「高校生が自分たちの力でつくる大会」との点でした。昨年からコロナ禍で思うように活動できず、期待と目指すべき目標(=大会の成功)に向かって進めているのか、不安を持って活動してきましたが、素敵な大会を開催するという共通意識で、より一層、生徒企画委員の気持ちが一つになりました。
同じ目標を持つ仲間たちに出会えたこと、そして自分たちの手で全国の高校生を招待できることは一生の誇りであり、思い出になります。
高校生として最大限のパワーを発揮し、7月の本番まで全身全霊で取り組みます。
高知実行委の思い背負って
私がこの総文を成功させたいと心に決めたのは、「WEB SOUBUN」との形で昨年開催した高知県の生徒実行委員との引き継ぎ会でした。
そこでは、総合開会式の運営にあたっての成果や反省点などを共有しました。「総合開会式を開催できただけでもうれしい」と、笑顔で話すその裏側には、何年もかけて準備をしてきただけに、多くの方々に披露できなかったことが残念だとの気持ちを感じました。
「私たちの分も成功させてね!」。その言葉を受け止め、「こうち総文にかかわった皆さんの気持ちも背負って成功させよう」と強く決意しました。
私たちが開催にかかわる姿から、その熱意を感じていただけるとうれしいです。
(ニュース和歌山/2021年6月26日更新)