南IC近くに消防活動センター
大規模災害時に全国から駆けつけた緊急消防援助隊の拠点にと、和歌山市消防活動センターが同市森小手穂に完成し、7月10日㊏、運用を開始する(写真)。
敷地面積3347平方㍍、建物は734平方㍍の鉄筋コンクリート造り3階建て。普段は東消防署岡崎出張所から移転した岡崎分署として使用するほか、消防隊員の訓練施設に活用する。
有事の際は県外から来る消防援助隊の指揮作戦室や仮眠室などに使う。また、給油取扱所や、空から救助活動を行えるようヘリポートを備える。
市消防局の富永大樹さんは「2年前にできた和歌山南スマートICを降りてすぐの場所にあるので、防災拠点にピッタリ。ここから市内全域、さらには紀中、紀南にアクセスできる。何も起こらないのが一番だが、日々訓練し、有事に備える」と意気込んでいる。
(ニュース和歌山/2021年7月10日更新)