今秋開かれる紀の国わかやま国体・大会の開会式と閉会式に、上富田町出身の歌手、坂本冬美さん（写真右〈携帯などは上〉）や両親が県出身の女優、藤原紀香さん（写真右下〈このページの下〉）らが出演することが決まり、県は式典の観覧者を６月30日まで募っている。県総務企画課の赤坂武彦班長は「出演者と県民が一緒に歌ったり、踊ったりする式典です。会場一体となって国体を盛り上げて」と呼びかける。
国体の開会式は９月26日（土）で、藤原さんのトークときいちゃんダンス、地元アーチスト、ウインズの平阪佳久さんらのライブが行われる。この後、坂本さんが「紀の国の〝みち〟」をテーマに、元宝塚歌劇団の天翔（あまと）りいらさんとパフォーマンスを披露。30市町村から集めた火を炬火（きょか）台に灯す。
10月６日（火）の閉会式は元体操日本代表選手、田中理恵さんが出演し、トークを繰り広げるほか、橋本市出身の歌手、宮本恵梨菜さんが県民と国体イメージソング『明日へと』を合唱する。
一方、障害者スポーツの紀の国わかやま大会は、開会式が10月24日（土）、閉会式が10月26日（月）。開会式では田辺市出身の俳優、小西博之さんや県出身のシンガーソングライター、立木早絵さんが出演する。閉会式は歌手、堀内孝雄さんのコンサートで締めくくる。
いずれも会場は紀三井寺公園陸上競技場。国体の開・閉会式は定員各４０００人、大会の開会式は１０００人、閉会式は１５００人。国体開会式のみ有料で１０００円、小学生以下５００円。申し込みは所定用紙か紀の国わかやま国体のＨＰから。応募多数の場合抽選。実行委（０７３・４０３・２２７７）。
（ニュース和歌山2015年4月25日号掲載）
