今年の関西リーグ全14試合が終わりました。残念ながら、結果は2位でした。
9月の残り3試合、全て勝って、首位を走るおこしやす京都にプレッシャーをかけるつもりでしたが、第13週の試合に敗れ、万事休す…。優勝できなかったことはもちろん、最終戦まで可能性を残す力がなかった。今の力を素直に受け止めます。
淡路島での最終戦後、サポーターの皆さんが手作りの横断幕を掲げてくれました。〝激闘をありがとう! 勝ち点31は俺たちの誇りと希望〟。…感動しました。新型コロナウイルスの影響で声を出しての応援ができない中でも、手拍子したり、木琴を使ったりと、僕らを後押ししてくれました。今年に限らずですが、アウェーでもホームのような気分で試合に臨ませてくれました。感謝しかありません。
僕たちが目指すJFLに昇格するには、11月の全国地域チャンピオンズリーグ(地決)に出なければなりません。出場権を得るには、関西で優勝するか、関西で4位以内に入った上で、10月の全国社会人サッカー選手権(全社)でベスト4に入るかでした。しかし、新型コロナの感染拡大を受けて、全社の中止が先日発表されました。
このため、地決の出場チーム決定方法が変更されました。それが色々と複雑なのですが、僕たちも可能性がまだゼロになった訳ではありません。出場チームが決まるのは10月10日以降。その日まで望みを捨てず、これまで通り毎日の練習に打ち込んでいきます。11月、サポーターの前でプレーできる日を信じて──。
写真=サポーターの前でプレーできることに感謝
【9月の関西リーグ1部結果】
第12週 ○3─1 レイジェンド滋賀
第13週 ●1─2 ポルベニル飛鳥
第14週 ○4─1 関大クラブ2010
(ニュース和歌山/2021年10月2日更新)