江戸時代と昭和の和歌山城再建工事にスポットを当てた秋の共同企画展「和歌山城天守閣を建てた人たち」が11月22日㊊まで、和歌山城天守閣多門展示コーナーとわかやま歴史館で開かれている。
江戸時代の大工棟りょう、水島平次郎、昭和の再建計画立案にかかわった松田茂樹、設計担当の藤岡通夫らの史料を通して、再建工事にかけた人々の思いを知る。江戸時代の工事で大工が線を引いたり、字を書いたりする時に使った墨差、同市の城再建事務局職員が記した日誌などを展示している。各午前9時〜午後5時半。
共通入場券410円、小中学生200円、歴史館のみは100円、小中学生無料。天守閣(073・422・8979)、城整備企画課(同435・1044)。
なお、期間中は紀の国わかやま文化祭限定御城印をデータで配布。11月20日㊏、21日㊐には普段見られない埋門を公開する。
(ニュース和歌山/2021年10月16日更新)