コンサートや演劇、お笑いライブ…。劇場ではいろんなイベントが私たちを楽しませてくれます。10月、和歌山市役所の隣りにオープンした「和歌山城ホール」。この中でステージも客席も一番広い大ホールの裏側を見せてもらいました。そこには、お客さんから見えないところで働くスタッフがいました。
観客席
舞台から観客席を見るとこんな景色です。大ホールは1階に687席、2階に267席、合わせて954席あります。
音響室 音声担当 藤原聡史さん
「マイクやスピーカーの音の大きさを調整し、音楽を流します。ステージで演奏している楽器のきれいな音や声をお客さんに届けるのが役目です」
ステージ横 ステージ担当 伊藤朱音さん
「本番前は、お芝居で使う背景や道具をステージに用意したり、本番中、舞台の幕を上げ下げしたりし、全体を見ながらスタッフ全員に指示を出します」
照明室 照明担当 青山翔哉さん
「赤、青、黄など色つきのライトで舞台の雰囲気を変え、光を一人だけに当てて目出たせるなど、明かりで舞台を華やかに演出する仕事です」
(ニュース和歌山/2021年12月11日更新)