和歌山を中心に活動するアーティスト約200組が出演する「わかやまマジカルミュージックツアー」があす5月10日(日)に開かれる。10回目を迎える今回、これまでの和歌山市に加え、田辺市にも会場を設ける。実行委の道本浩司代表は「昨年度は和歌山市の市民協働大賞をもらい、取り組みがますます盛り上がってきている。音楽を演奏する人も聴く人も楽しめる街にしたい」と描いている。
音楽で地元を盛り上げようと愛好家らが立ち上げたイベント。和歌山市内にある複数のライブハウスで夜間に参加バンドが演奏し、客は共通チケットで自由に回れる企画を続けてきた。昨年からは日中に本町通りを歩行者天国にし、ストリートライブも始めた。
今回は会場を和歌山城、田辺市に拡大。和歌山市内では、京橋北詰~公園前交差点の路上、和歌山城内など11ステージを設け、午前11時に公園前メーン会場で開会式を行う。京橋はヒップホップ、ロイネット北はクラシック、和歌山城表坂は学生が中心のティーンズ、近代美術館はジャズや舞踊と、会場ごとに特色ある舞台を繰り広げる。また、歩行者天国には飲食ブースやアメリカ車が並ぶ。夜は和歌山市内20ヵ所のライブハウスで実施。田辺市は日中のみ、ビッグUで行う。
昼の部は午前11時~午後4時で無料、夜の部は午後5時~深夜0時で共通チケット1000円。各ライブハウスで販売中。事務局(070・6503・3797)。
写真=昨年から本町通りでの演奏も始めた
(ニュース和歌山2015年5月9日号掲載)