2015051601cake

 ケーキやパンを作る女性職人が一堂に会するイベント「わかやまア・ラ・モード」が5月24日(日)午前11時~午後5時、和歌山市本町のフォルテワジマ7階で開かれる。

 菓子やパンの材料などを取り扱うキタタニ(和歌山市楠本)の北谷英市社長が「女の子に夢を聞くと、パティシエールやブーランジュリエ(女性のパン職人)と答える子が多い。女性が活躍する地元の店を知ってもらいたい」と初めて企画したイベント。同市、岩出市、紀の川市を中心に14店が自慢の商品を提供する。

 参加店の1つ、ケーキ店「プチ・タ・プチ」(和歌山市中)の宮本友理子さんは、湯浅のしょう油を使った紀州しょうゆろーるをはじめ、ティラミスやプリンを出品。「出店者は自分の好きなことを仕事にしている人が集まると思います。将来の夢に描く子どもさんには、菓子やパンなどを作る楽しさを感じてもらえるのでは」とにっこり。

 同市楠見中でシュガーアート教室「ル・シュクリエ」を開く鎌田千香子さんは、細かく描いたアイシングクッキーを販売。「全国的にめずらしいオリジナルデザイン。こんな繊細なアイシングクッキーが和歌山にあるんだと驚いてもらえたらうれしいですね」。会場でも教室を開くほか、2012年にイギリスで開かれた国際展覧会で最高賞に輝いた作品などを展示する。

 入場無料。先着100人にスイーツクリップを贈る。ダチョウの卵を使ったパンケーキの実演販売も。詳細は「わかやま a la mode」フェイスブック。実行委(073・464・2233)。

写真=「おすすめ商品を知ってもらう機会に」とプチ・タ・プチの宮本さん

(ニュース和歌山2015年5月16日号掲載)