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 中高年のスポーツ競技6団体でつくる和歌山マスターズクラブは5月14日、成績優秀者や競技の振興に取り組んだ11人にマスターズ賞を贈った。黒潮国体にも出場し、昨年の全日本シニアソフトテニス選手権65歳の部で準優勝した岩出市の辻憲三さん(67)は「今年は優勝が目標。生涯現役を目指します」と話していた。

 表彰式では坂口全彦(まさひこ)会長が「今年は和歌山で国体が開催される。気運を高め、マスターズの選手や地域で心を一つにし、おもてなしの心で県外からの選手らを迎えたい」とあいさつ。受賞者の1人で、2011年の世界マスターズ陸上80歳の部5000㍍で準優勝した橋本市の中川尚司さん(85)は「年齢とともに体力が衰え、大会に参加できるだけでも喜びを感じる。今後も努力して期待にこたえたい」と目を輝かせていた。

 このほか、本紙配布地域の受賞者は次の皆さん(敬称略)。水泳=高梨博光、榎本任志▽ソフトテニス=榎本あや子▽ハンドボール=中芝稔之▽ベンチプレス=保富泰人▽ゴルフ=山野井敏朗、南方卓司。

写真=表彰状を受ける辻さん(左)

(ニュース和歌山2015年5月23日号掲載)