映像が飛び出ているように見える大型3Dビジョンが10日、和歌山市元寺町の北新橋西詰交差点北にある黒岩ビルに設置された。ビルを所有する田村ジャパン(同市北野)の田村勝也代表は「市街地盛り上げの一助に何か面白いことをと、県内で初めて設けました。交差点の南東からが一番、立体的に見えますよ」と笑顔を見せる。
東京の新宿駅前や渋谷駅前などにもある大型3Dビジョン。今回設置したのは幅が7・6㍍と2・8㍍のL字型で、縦は3・8㍍ある。パンダがタイヤや丸太で遊んだり、くつろいだりするオリジナル映像を24時間映し、合間に広告を流す。
田村代表は「白浜のパンダをPRしたいと作った映像ですので、どんどん写真に撮って、SNSで発信してほしい。行政からのお知らせはじめ、災害時には避難場所や給水場所などの情報を流すことも検討中。ほかにもビジョンを活用するアイデアを提案いただければ」と呼びかけている。
同社(073・462・1535)。
(ニュース和歌山/2023年1月14日更新)