市立和歌山高校出身で、千葉ロッテマリーンズの松川虎生(こう)選手と横浜DeNAベイスターズの小園健太選手が4日、母校の野球部へ400万円ずつ、計800万円を寄付した。松川選手は「プロになり、母校へ寄付をさせていただくのが1つの目標でした。さらにのびのびと練習できる環境づくりに役立ててほしい」と話していた。
一昨年のドラフト会議で、同じ高校の投手と捕手としては初めてドラフト1位で指名され、プロ野球の世界へ進んだ両選手。目録を受け取った尾花正啓市長は「いただいた寄付は、野球部の発展のために、監督さんと相談しながら有効に使います。後輩たちがお二人の背中を追って、頑張ってくれることと思います」と感謝していた。
2月のキャンプに向け、トレーニングに励む2人。2年目のシーズンについて、小園選手は「去年達成できなかった1軍で投げることをまず目標とし、そこからローテーションに食い込めるピッチャーに成長していきます」。一方の松川選手は「今年も開幕スタメンを獲ること。あと、1年目はゼロだったホームランを打てるよう力強いスイングをし、チームに貢献したい」と決意を新たにしていた。
写真=目録を手渡す小園選手(左)と松川選手(右)
(ニュース和歌山/2023年1月14日更新)