☆『城下町の風景』は、好評につき完売しました。これに加筆した「増補精彩版」をお求め下さい。
和歌山市の中心に位置する「和歌山城」。天正13年(1585年)に紀州を治めた豊臣秀吉が弟の秀永に築城させ、江戸時代には徳川頼宣が入城。紀州五十五万五千石として、徳川御三家のひとつに数えられました。8代将軍となった吉宗は、紀州徳川家の5代藩主です。
江戸時代の城下町の景観と人々の暮らしを描いた『紀伊国名所図会』は、文化8年(1811年)に出版されました。この中から、和歌山の城下町が描かれた30枚に彩色し、当時の人々の暮らしを生き生きと再現したのが『城下町の風景』です。
和歌山市立博物館総括学芸員(出版時)の額田雅裕さんが解説を、芝田浩子さんが彩色を担当。現在の写真と地図を添えており、江戸時代と現代を見比べられます。
●A4版オールカラー、64ページ。税込み1100円