１年前に開かれた紀の国わかやま国体。全国の選手たちに負けない活躍を見せたのが、マスコットのきいちゃんでした。そのきいちゃんは今も国体前や国体開催中と同じく、忙しい毎日を過ごしています。
昨年までの仕事は「わかやま国体を盛り上げる」でしたが、今年１月からは「和歌山県をＰＲする」に。和歌山県庁には農林水産総務課、防災企画課などたくさんの課がありますが、きいちゃんは和歌山県の情報をたくさんの人に伝える広報課で働いています。
土曜、日曜を中心に、県内や全国で開かれるイベントに参加して盛り上げたり、和歌山県の良いところを宣伝したり。１〜８月の８ヵ月で１１８ヵ所に出向きました。同じ広報課で働く堺田章さんは「北は北海道から南は鹿児島まで。４月には香港にも行きました。県内ではみんな笑顔で近寄ってきてくれますし、県外では『この子は何ですか？』と聞かれるので、紀州犬のキャラクターだと説明するんですよ」。
最後に、きいちゃんからみんなにメッセージ。「いろんなところで頑張っているので、応援よろしく頼むワン！」
写真上＝真田幸村ゆかりの地をＰＲする８月のイベントでは長野のゆるキャラらと共演
同下＝リオ五輪前には県内で合宿した競泳日本代表を歓迎
知ってる？ きいちゃん豆知識
その１ 誕生日は「ワンワンワンワンワン」
生まれたのは、「１」が５つ並ぶ2011年11月１日なんだよ。
その２ お正月に届いた○○○
今年のお正月、県庁に、きいちゃん宛ての年賀状が届きました。それだけ人気なんだね。
その３ きいちゃんがピッチャー？
ぬいぐるみやＴシャツなど、グッズは約100種類あります。関連商品でめずらしいのはバッティングマシーン。きいちゃんが投げる映像に合わせて、ボールが飛んできます。和歌山市湊の紀州バッティングスタジアムにあるよ。
（ニュース和歌山2016年９月28日号掲載）
