わかやま生き物クラブが3月、岩出図書館周辺で観察調査会を開きました。りゅうだいさん(8)はタンポポをじっと観察し、「花の中にハチがいた。なぜ?」と思い、図書館の本で調べました。そして、「ハナバチかな? 蜜を吸っていた?」と、タンポポと昆虫のつながりを考えました。
つながりの「?」は、ほかにもたくさん! 「イロハモミジにイラガの繭がついていた」「アシナガバチの巣から毛虫がでてきた」など。実際に観察して見つけた事実ですね。食べ物やすみかなど、生き物同士、どんなつながりがあるか調べましょう。
注目を集めたのはテントウムシでした。カラスノエンドウが生えている場所に幼虫、さなぎ、成虫がたくさんいました。よく見ると、カラスノエンドウにアブラムシがびっしり! どんなつながりでしょうか? 家の周りで探してみてください。
写真=カラスノエンドウとアブラムシとテントウムシの幼虫(2019年3月21日、岩出市で撮影)
(ニュース和歌山/2019年4月10日更新)
生き物たちの「?」大募集
自分で生き物をよく観て、不思議に思うことを教えてね。
ポケットさんが一緒に調べて(考えて)くれるよ。
【送ってほしいこと】
・生き物の種類(写真もあれば)
・見つけた場所、年月日と時間
・不思議に思うこと
・住所、名前(ペンネームOK)、年齢、電話番号
【応募先】
ニュース和歌山編集部「生き物係」
ハガキ=〒640・8570(住所不要)
メール=hayashi@news-w.jp
FAX=073・431・0498
ポケットさん(松本朱実さん)…動物教材研究所pocket主宰。生き物の見どころや調べ方をアドバイス。「生き物の『?』調べ隊」ブログhttp://ikimonohatena.ikora.tv/