4月14日にげんきの森で調査していると、虫の幼虫を発見! 成虫に似た形で1㌢ほどの大きさ(写真)。これはだれの子ども??
調査隊講師の古山暁さん(森と水の源流館・奈良県川上村)によると、枝に似たナナフシの幼虫は触覚が長ければエダナナフシ、短ければナナフシモドキ。キリギリス類の幼虫は、背中の茶色い筋が1本ならヤブキリ、2本ならキリギリスです。ヤブキリは樹の上や藪などに、キリギリスは草はらにいます。そういえば7月半ばころ、この森でヤブキリがシリシリと鳴くのを聞いたことがあります。この幼虫もこれから脱皮を繰り返し、2ヵ月ほどでおとなへと成長します。
これからの時期、様々な昆虫の幼虫を目にするようになります。「だれ?」なのか、おとなとどう違うのか、調べてみましょう。飼って成長を観察するのもいいですね。
写真=成虫に似ているけれど…
(ニュース和歌山/2019年5月22日更新)
生き物たちの「?」大募集
自分で生き物をよく観て、不思議に思うことを教えてね。
ポケットさんが一緒に調べて(考えて)くれるよ。
【送ってほしいこと】
・生き物の種類(写真もあれば)
・見つけた場所、年月日と時間
・不思議に思うこと
・住所、名前(ペンネームOK)、年齢、電話番号
【応募先】
ニュース和歌山編集部「生き物係」
ハガキ=〒640・8570(住所不要)
メール=hayashi@news-w.jp
FAX=073・431・0498
ポケットさん(松本朱実さん)…動物教材研究所pocket主宰。生き物の見どころや調べ方をアドバイス。「生き物の『?』調べ隊」ブログhttp://ikimonohatena.ikora.tv/