那賀消防組合(岩出市中迫)で働く中川裕美子さん(25)は消防士と救急救命士の2つの仕事をしています。
──どんな仕事ですか?
「消防車で火事の現場に行き火を消したり、救急車で患者のところへ向かい、手当てをします」
──うれしかったのは?
「病院に向かう救急車の中で出産を手伝ったことがあり、その後、赤ちゃんが元気に退院したと聞いた時です」
──大切なことは?
「どちらの仕事も、火事や事故、病気などで苦しんでいる人に直接向き合います。そんな時、相手の体の状況をしっかり理解するために、コミュニケーション力は欠かせません」
(ニュース和歌山/2019年7月10日更新)