お母さん 貴志川線の活性化に向けて和歌山電鐵が〝キシカイセイプロジェクト〟を始めたそうよ。

きくこ キシカイセイ?

お母さん 〝貴志〟とピンチから脱する〝起死〟回生をかけたのね。

きくこ 何するの?

お母さん 副駅名を名付ける権利を売ったり、伊太祈曽駅の歴史ある車庫をお客さんに見学してもらったり。ほかにも、貴志川線を紹介したメッセージつき5枚つづり切符や、各駅に近い日前宮、竈山神社、伊太祁曽神社の3神社を巡れる切符などを作るそうよ。

きくこ どうしてプロジェクトをするの?

お母さん いちご電車、たま電車といったユニークな電車やたま駅長の人気で一時はお客さんが増えたんだけど、最近はまた減ってきているの。

きくこ このまま減っていくとどうなるの?

お母さん なくなっちゃう可能性だってあるわ。

きくこ 電車がなくなると、みんなが困るよ。

お母さん だから今まで以上に応援しないとね。

写真=猫の駅長も協力を呼びかけた

(ニュース和歌山/2019年8月31日更新)