和歌山港と徳島港を結ぶ南海フェリーの航海士、大野泰平さん(43)に聞きました。
──航海士とはどんな仕事ですか?
「お客様に船旅を楽しんでもらうため、船を安全に運転する仕事です」
──心がけていることは?
「海には道がないので、毎回ルートが違います。漁船や大型船にぶつからないよう、双眼鏡で遠くの船を見たり、波で揺れないよう風向きを考えたりして、進む方向を変えます。また、港に着く時間に遅れないことも大切です」
──航海士になるには?
「勉強して船の運転免許を取ります。人や車を運ぶフェリーの運転は、やりがいのある仕事です」
(ニュース和歌山/2020年5月9日更新)