明治時代に誕生し、来年で創業130年になる和歌山市松島の柏木製麺所。工場では和歌山ラーメン用の中華そばや、小学校の給食に出る焼きそば、うどんなど色々な種類のめんを作っています。今回は5代目の柏木隆夫社長に、工場を案内してもらいました。おいしいめんができる秘密はどこに隠れているかな?
①材料を混ぜる
明治時代に誕生し、来年で創業130年になる和歌山市松島の柏木製麺所。工場では和歌山ラーメン用の中華そばや、小学校の給食に出る焼きそば、うどんなど色々な種類のめんを作っています。今回は5代目の柏木隆夫社長に、工場を案内してもらいました。おいしいめんができる秘密はどこに隠れているかな?
② 薄く伸ばす
混ぜた生地を機械で1㌢ぐらいの厚さに伸ばします。バウムクーヘンのようにころころ巻き、約2時間ねかせます。「こうすることで、しっとりとコシのあるめんになります」と柏木社長。
③ 細長く切る
ねかせた生地を1〜2㍉までさらに伸ばし、細長く切ります。さらさらとしためんらしい姿に!
④ 袋詰め
1人分に切られためんを手作業で素早く袋詰め。からまないようにふって、袋の中で均等になるようにします。完成しためんはラーメン店や、箱詰めして土産品としてお店に届けられます。
天気との勝負!
めんづくりは天気との勝負。台風前の湿気が多い日は水を少なく、乾燥している日は多めに。少しの量で味が変わります。130年で培った勘で天候をよみ、いつでも最高のめんを届けられるようにしています。
(ニュース和歌山2016年10月12日号掲載)