子育て支援ホッピング 最大5000円補助
子育て中の母親の社会参加を支援するホッピングは3月1日、託児費用の援助を始めた。貫名茜理事長は「コロナ禍で人数制限がかけられ、子どもを連れて行けない場所が増えた。お母さん一人で解決しようとせずに人の手を借りて」と呼びかけている。
未就学児を育てる和歌山市内の保護者が対象。明治安田生命からの補助金を財源に、一時預かりを実施する託児所やこども園、ファミリーサポートセンターを利用した際の費用を最大で5000円サポートする。一世帯一回のみ。子どもの入学式や、保護者自身の通院、就職活動、家族の介護などが対象で、仕事が理由の利用は不可。
0歳、2歳、12歳の子を育てる貫名理事長も妊婦健診や参観日、運動会に子どもを連れて行けず困った経験を持つ。「近くに頼る人がいなかったり、いても高齢で頼みづらかったり状況は様々。育児しやすい環境づくりを応援したい」と話している。
利用日の前日までにLINE(「@hopping」と検索)で申し込む。託児後、3日以内に領収書の写真を送ると後日振り込まれる。ホッピング(073・425・8789)。
「申請はLINEでできます」と貫名理事長(右)
(ニュース和歌山/2021年3月6日更新)