お正月のパーティーに、デコ巻き寿司はいかが? 花や動物、アニメのキャラクターなど、いろんな模様が作れます。和歌山市のデコ巻き寿司マイスター、かおり巻子さんに聞きました。

 その昔、紀州の漁師がイワシを追いかけて船を出す際、高菜の葉でくるんだめはり寿司を弁当に持って行きました。それが千葉県に伝わり、お祝いの日に「祝」の文字や花など、模様を入れて作る伝統料理「太巻き寿司」になったと言われています。

 マイスター(職人)制度もあり、全国に広がっています。くるくる巻けば、野菜や魚など、苦手な食べ物も楽しく食べられるかも。

 

小梅の作り方

【材料】
酢めし…200㌘
焼きのり(半切り)…3枚
桜でんぶ…適量
スティックチーズ…1本

 

①酢めしを100㌘ずつに分け、片方に桜でんぶを混ぜる。

 ※具の種類や量を調節し、好きな色をつくってね。

 

②のり2枚をそれぞれ3つに分ける。このうち5枚に①を20㌘ずつ乗せる。

 ※酢めしは、のりの半分に乗せるのがコツ。

 

③5本をまとめて、真ん中にスティックチーズ(長さ10㌢)をはさむ。

 ※❷の余ったのりで束ねると崩れにくくなるよ。

 

④残った白い酢めし100㌘をのりに広げ、③を巻く。端2㌢は空けておく。

 

⑤ラップにくるんで10分ほどなじませてから、4つに切り分ける。

 ※包丁に水をつけると、きれいにカットできます。

 

慣れればパンダの模様も作れるよ

 

色の作り方

…錦糸卵、カレー粉
オレンジ…とびこ、鮭フレーク
…乾燥桜えびを細かく砕いたもの
ピンク…桜でんぶ、練り梅、刻みしょうが、たらこ、刻み柴漬け
…かつお節、かつおのふりかけ
…黒ごま、ゆかり
…青のり、刻み青菜

(ニュース和歌山/2022年1月3日更新)