冬に向けて手袋やマフラーの準備はしていますか? 自転車をこいでオリジナルのニット製品を作れる編み機がある、フォルテワジマ(和歌山市本町)3階のフュージョンミュージアムを訪れました。

 

絵や文字を書く

 自転車編み機の名前は「あみ太くん」。4台あり、ペダルをこぐ力で発電し、動かします。

 まずは、子どもでも操作できる専用ソフトで絵や文字を描きます。その後、模様のスタンプや、背景の色を選びます。

 

 

 

 

ペダル回して

 デザインが決まったら、あとはひたすらペダルをこぎます。目の前の機械が動き、少しずつ編み進めます。ミニクッションカバーは二人こぎなので、親子や友達と一緒に楽しめます。

 

 

 

 

 

世界に一つ

 コースターなら5分、手袋は10分、マフラーは15分、クッションカバーは25分で完成。世界で一つのニット製品が手軽に作れると人気で、プレゼントにする人もいます。

 手袋は模様なしで100円、コースター260円、マフラーとミニクッションカバーは各530円。午前10時~午後7時。フュージョンミュージアム(073・488・1962)。 

 

 

 

 あったかマフラー

 

 

 

 

 

 

 

 

フュージョンミュージアムの今井博文さん(右)、末岡菜実季さん(左)

 今年、設立60年を迎えた和歌山市の編み機会社、島精機製作所が2009年につくった、ニットの博物館です。これまで25万人が訪れました。和歌山は昔から衣服の原料になる綿花を育て、糸をつむぎ、いろんな方法でニット製品を作ってきました。昔の編み機も展示しているので、遊びながらニットの魅力を知ってください。

(ニュース和歌山/2022年10月8日更新)