「つまみ細工」を知っていますか? 正方形の布をつまんで折りたたみ、花や動物など、いろんな形を作る伝統的な工芸です。和歌山市で教室を開く橋本光代さんに聞きました。
江戸時代の人は、布を買って、自分で着物を縫っていました。この時に出る切れ端で髪飾りを作ったのが、つまみ細工の始まりと言われます。
折り方は丸つまみと剣つまみの2種類あり、これをアレンジして組み合わせ、様々な形にします。
生地の素材や大きさを自由に変えて、デザインできるのが魅力です。
梅の花 作り方
〈準備するもの〉
・3×3㌢の布5枚
・でんぷんのり(木工用ボンド可)
・板など台になるもの
・ピンセット
・直径3㌢の丸形に切った厚紙
・厚紙より少し大きい布
始める前に、のりを台に塗り広げておきましょう。
①布を折って丸つまみを5つ作り、台の上で形を整える。
②丸い厚紙に布を張り付け、布の上にのりを塗り広げて、①を乗せる。
のりや木工用ボンドは乾くと透明になるので、たっぷり付けても大丈夫です。
③あれば造花用のおしべを中央に飾り、のりが乾けば完成!
(ニュース和歌山/2022年12月10日更新)