古くから日本の家庭で使われてきた障子やふすま。みなさんの家にはありますか?
今回は和室に欠かせないこの二つを作る職人さんを紹介します。

和室の障子やふすまなどを作る和歌山市木ノ本の古井表具店。職人の西井貞夫さん(45)に聞きました。

──なぜこの仕事に?

 「物づくりが好きで、高校生のころ別のふすま店でアルバイトをしていました。そこでの経験を生かしたいと思い職人になり、今年で26年です」

──どんな作業をしているんですか?

 「障子やふすまの枠を木やアルミで組み立て、紙を貼ります。ピンと伸ばしながら貼らないと、きれいになりません」

──やりがいは?

 「『ふすまを替えたら部屋の雰囲気が明るくなった』『障子がきれいになって気持ちいい』と言われると、お客さんの生活を豊かにできているんだと感じます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ニュース和歌山/2023年10月14日更新)