普段は会社や学校へ、休みの日は観光や買い物に行く時に使う電車。みんなも乗ったことあるよね。大勢の人を安全に、時間通りに運んでくれる運転士さんを紹介します。

 子どものころから電車が好きで、運転する人の格好良さに憧れ、「絶対になる」との夢をかなえたのが南海電気鉄道の山本侑平さん(29)です。

──仕事で大切なのは?

 「運転士になった時の気持ちを忘れず、何より運転を楽しむことです。子どもが手を振ってくれれば、できるだけ振り返します」

──大変なことは?

 「担当する車両が11種類あるので、特徴や故障の対応を覚えることです。また、時間通り運転し、駅にピッタリ停車させるのも難しいので、上手くできた時は達成感があります」

──目指す子どもに。

 「責任は大きいですが、とてもやりがいのある仕事です。運転席から見る景色は格別ですよ」

(ニュース和歌山/2024年6月8日更新)