7月21日㊏〜9月2日㊐、海南市船尾の和歌山県立自然博物館。
アメーバになったり、キノコのような形になったりと、不思議な生態で、和歌山市出身の南方熊楠らを魅了してきた微生物、粘菌。その不思議に迫る特別展では、生きている粘菌を紹介するほか、落ち葉の中から標本の粘菌を探す体験や、顕微鏡で観察するコーナーを設ける。また、熊楠が実際に使った筆や絵の具、江戸時代の百科事典『和漢三才図会』を書き写したものも展示する。
470円、高校生以下と65歳以上無料。午前9時半〜午後5時。㊊休み。来館者に先着順でポストカードをプレゼント。同館(073・483・1777)。
写真=粘菌の一種、ジクホコリ