10月7日㊐午後4時20分、和歌山市和歌浦南の片男波公園野外ステージ。和歌の浦万葉薪能の会による20回記念公演。
能は観世流、片山九郎右衛門による「紅葉狩」。平維茂が鹿狩りの途中、高貴な女と待女たちの宴に加わる。酔いつぶれた維茂の夢に神が現れ、女は鬼で、宝剣を授けるから眼を覚ますよう言われる。
狂言は東京五輪開閉会式統括責任者となった野村萬斎(写真)と息子の裕基が共演する「蝸牛」。主人が太郎冠者に、長寿の薬蝸牛を捕りに行かせるが、蝸牛を知らない太郎冠者が山伏と出会い、騒動に。
前売り券は完売。当日券は3500円、大学生以下1500円。同会(073・444・2492)。