11月25日㊐まで、和歌山市吹上の和歌山県立博物館。同館と西行学会主催。
西行は1118年、現在の紀の川市にあった武士の家に生まれ、京都で「北面の武士」として活動したが、23歳で出家。高野山を主な拠点に隠とん生活を送りながら、全国を旅して多くの歌を残した。
生誕900年の今年、西行にまつわる文化財を一堂に集め業績を振り返る。国宝の直筆の書「僧円位(西行)書状」、重要文化財「新古今和歌集」、出家してから亡くなるまでを描いた「西行法師行状絵巻」など282点。展示替えあり。午前9時半〜午後5時。㊊休み。
1000円、大学生800円。高校生以下と65歳以上無料。同館(073・436・8670)。
写真=西行法師坐像(吉野水分神社蔵)