1月15日㊏~2月27日㊐、和歌山市岩橋の県立紀伊風土記の丘。紀伊では「箱式石棺」と呼ばれる板石を組み合わせ、箱形に作った棺が古墳時代に使われた。今展では箱式石棺に葬られた人がどのような人物だったのか、岩橋千塚古墳群をはじめとする紀北の古墳群と、紀南・紀中に築かれた単独墳を比較する。大谷山39号墳、薬勝寺南山1号墳、初公開の湯浅天神山古墳の箱式石棺や、埴輪、ガラス玉、須恵器など出土資料を展示し、紀伊の古墳時代にせまる。2月6日㊐午後1時半から展示解説を行う。午前9時~午後4時半。㊊休み。190円、大学生90円。
風土記の丘(073・471・6123)。
写真=山崎山8─Ⅱ号墳の箱式石棺
(ニュース和歌山/2022年1月15日更新)