【注意】8/16㊋から9/10㊏へ延期となりました

 

 9月10日㊏午後2時、和歌山市役所東隣の和歌山城ホール小ホール。同市出身のヴァイオリニスト、寺下(写真上)が企画。共演はピアノの水野彰子、アコーディオンの田ノ岡三郎、パーカッションの山村誠一。

 1部は「朗読と音楽の饗宴~作曲家たちの恋文」。作家でエッセイストの阿川佐和子(同下)がエルガー、シューマンのほか、シンデレラを題材に書いた短編小説を自ら朗読。これに合わせて、エルガー『愛の挨拶』、シューマン『3つのロマンス』、バッツィーニ『妖精の踊り』などを演奏する。寺下は「小説に出てくる作曲家の話は、事実に基づいた部分もありながら、阿川さんが想像した世界が織り交ぜられ、それがすてきで面白い。この朗読と、それぞれの作曲家の曲を演奏すれば、ファンタジーの世界を創造できると思ったのがこのコンサートのきっかけです」と話す。

 2部は「愛を奏でる映画音楽の世界」と題し、モリコーネ『ニューシネマパラダイス』、『ハウルの動く城』より久石譲『人生のメリーゴーランド』ほかを披露する。

 4000円、高校生以下2000円。事務局(073・422・4225)

(ニュース和歌山/2022年7月30日更新)