6月18日㊐まで、和歌山市吹上の和歌山県立博物館。江戸時代、紀伊国有数の商業都市として栄え、裕福な商人らが文芸に親しみ、交流した湯浅は「きのくにの小浪華(こなにわ)」と呼ぶのにふさわしい展開をみせた。文芸活動の中心となった漢詩人、菊池海荘を中心に、海荘が率いた漢詩サークル「古碧吟社」、地元出身の画家、馬上清江と湯浅ゆかりの画家の作品など50点を展示し、湯浅の文芸活動の足跡をたどる。午前9時半~午後5時。㊊休み。520円、大学生310円、高校生以下と65歳以上無料。同館(073・436・8670)。
写真=九鬼虚白作「菊池海荘像」
(ニュース和歌山/2023年5月6日更新)