7月9日㊐午後3時、和歌山県民文化会館大ホール。

 4年ぶり開催となる今年は、和歌山大空襲の日に国際的に活躍する指揮者、藤岡幸夫(写真右)を招き、関西フィルハーモニー管弦楽団の演奏をバックに、平和を祈り、奏で、歌う。

 1部は橋本市の尺八奏者、辻本好美(同下)がオリジナル曲『シンクロニシティ』『祈りの道』や、メンデルスゾーン『フルート協奏曲(ヴァイオリン協奏曲)』を演奏。2部は県第九合唱団が登場。童謡メドレーや、ヴァイオリニスト、寺下真理子との共演のあと、谷川俊太郎の詩に息子の賢作が曲を付けた『私たちの星』、松下耕『そのひとがうたうとき』などを披露する。なお、辻本の『祈りの道』、合唱団の『私たちの星』は、いずれもオーケストラ版の日本初演。

 S席5500円、A席4500円、学生2000円。県文、和歌山城ホールほかで販売。県第九合唱団(073・422・4225)。

(ニュース和歌山/2023年6月24日更新)