皆さん、はじめまして。2015年、このコーナーを担当した芝﨑純平が昨シーズン限りで退団したため、今月は僕、角南(すなみ)裕太が担当します。アルテリーヴォに入り、早いもので7シーズン目。29歳と、チーム内では上から数えて2番目になりました。練習は1月25日から始まっていますが、2月上旬までは体力強化のメニューが中心で、毎日、筋肉痛に悩まされています…。
昨シーズン終了後、24選手中、12人が退団しました。「アルテリーヴォ、大丈夫?」との声も耳にしますが、僕自身は全く心配していません。その理由の1つ目は、チームの指揮を執るのが昨年と同じく坂元要介監督ですから、するサッカー自体は変わりませんし、去年からのメンバーはしっかり理解できています。2つ目は、現時点ですでに9選手の新入団が決まり、多くはもう練習に合流していること。毎日、練習はハードですが、雰囲気は良いですね。
その新入団には、昨年までJ3のガイナーレ鳥取で活躍していた宮本龍、JFL(日本フットボールリーグ)の奈良クラブから来た林慧(さとる)&高谷郁弥と、上のカテゴリーでプレーしていた選手もいれば、大卒、高卒選手もいて実に多彩です。地元の初芝橋本高校をこの春卒業する岩宗英志はうまいし、スピードがあるし、非常に楽しみです。年齢で昨年、上から6番目だった僕が2番目になったことからも分かる通り、チーム全体が若返りました。それだけにうまく乗っていければ、チームはどんどん勢いづくと思います。
今年、チームが掲げるテーマは〝破〟です。昨年は乗り越えた関西リーグ1部優勝を今年はぶち〝破〟る勢いで達成するのが最低限の目標。そして昨年越えることができなかった全国地域リーグ決勝大会突破という壁を今年こそ打ち〝破〟り、JFL昇格を決める! 年齢も年齢なんで、この目標を達成できるよう、チームに貢献できればと思います。 (第1土曜掲載)
写真=アルテリーヴォで7年目を迎える筆者
(ニュース和歌山2016年2月6日号掲載)