先生はピンクのぶたさん
ひとりでパンツがはけるようになるって、子どもにはなかなか難しいこと。スルッとパンツをはいてる大人だってそう。手や足をけがしたとたん、パンツをはくのに手こずります。今日は、ピンクのぶたさんがパンツのはき方を教えてくれる絵本。
「パンツはね はじめに かたあし いれるでしょ それから もうかたっぽ いれるでしょ それから きゅーっとひっぱって」
ねっころがって、一生懸命パンツをひっぱるぶたさん。はけたときの得意顔。絵がすてきです。でも、せっかくはいたのに…!? ラストには、大人もよくやる落とし穴が待っています。裏表紙には楽譜があって、そのまま歌うこともできますよ。
(和歌山市民図書館司書 額田美那子)
(ニュース和歌山2016年5月25日号掲載)