表の通り、47都道府県で和歌山県が1位のランキング。今回の「この数字な〜んだ?」は、2015年と16年のある件数を比べての増減率です。

 減少するのが良いこと、悪いこと、両方ありますが、これは減るのが非常に喜ばしいことです。全国平均もマイナス7・0%、秋田県と北海道以外の45都府県はマイナスです。今年はさらに減らしたいものです。

 警察庁がまとめたこの数字、何のランキングでしょう? 

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この数字な〜んだ?答え

・交通事故の増減率

 和歌山県が全国一減ったランキング、答えは〝交通事故〟の増減率でした。

 2015年は3498件、16年は2914件と584件の減。交通事故による負傷者も4388人から3528人と19・6%減で、こちらも全国1位でした。

 和歌山県警交通企画課によると、事故件数は年々減っていたものの、全体に占める65歳以上の割合は高まっていました。そこで高齢者に対し、スーパーや薬局などの協力も得ながら注意を呼びかけ、その割合が11年ぶりに減少。それが全体のマイナスにつながりました。

 4月6日〜15日は「春の交通安全運動」。運転時はより一層の注意を。

(ニュース和歌山より。2017年4月1日更新)