今年は早くシーズンが終わってしまいました…。JFL昇格がかかった全国地域チャンピオンズリーグ(地域CL)に出場するため、3位以内に入らなければならなかった10月の全国社会人サッカー選手権(全社)。残念ながら、あと1勝が届きませんでした。
勝てば地域CL出場権を得られた準々決勝。前半、0対2とリードされましたが、後半追いつき、再び突き放された後も試合終了まで攻め続けました。この試合を見た方たちのツイッターなどを見ていると、「〝闘う〟ってこういうことなんだ」「この試合を見られて良かった」といった感想を書いてくれていました。
なかなか一つになりきれなかった今年のチームですが、この3試合は今期、最もまとまって戦えた実感はあります。それはベンチ入りできず、洗濯や他チームの偵察などを買って出てくれた控えの選手たち、そして〝12番目の選手〟であるサポーターも含めて。
全社で見た他チームと比べ、応援では間違いなくアルテリーヴォサポーターが一番でした。1回戦、2回戦と勝利を重ねる中、選手はノッていきましたが、声援がさらに雰囲気を盛り上げてくれました。だからこそ、あの熱くあたたかい応援を、JFLという全国リーグで披露してもらいたかった…。そんな気持ちでいっぱいです。
公式戦がない期間は地域の方々との交流に力を入れます。昨期はミニ運動会やファン感謝デーなどを行いました。来年、一人でも多くのサポーターと全社のような雰囲気で戦えるよう、このオフの期間を大事に過ごしたいと思います。
写真=雨が降る全社準々決勝。月曜にもかかわらず、福井まで来て声援を送ってくれたサポーターに感謝
10月の結果
★KSLカップ
1回戦 ●4─4(PK2─4) アミティエSC京都
★全国社会人サッカー選手権
1回戦 ○2─1 ヴェルフェたかはら那須
2回戦 ○2─1 テゲバジャーロ宮崎
準々決勝 ●2─3 VONDS市原
(ニュース和歌山/2017年11月4日更新)