長身GK 酒井優羽さん(河西中2年)
身長175㌢、長身を生かしたプレーが持ち味だ。昨年11月に女子GK(ゴールキーパー)キャンプ、12月にはナショナルトレセンと、日本サッカー協会が全国の将来性ある中学生年代の女子選手を集めて強化を図る練習会のメンバーに県内から唯一選ばれた。「そこでも身長は一番高かった。足下の技術はまだまだですが、高さを生かした迫力のあるプレーは十分通用すると感じました」と自信をみなぎらせる。
通う河西中学校のサッカー部では毎日、男子選手と共に練習。GKではなく、ディフェンダーとしてレギュラーを張る。「男子と競う中で、スピードが磨かれている。そのスピードが、GKとして飛び出すプレーに生きています」
東アジア4ヵ国の代表チームが競った先月のE─1選手権。テレビ観戦しながら、GKはボールがない時、どこにポジションを取っているのかをチェックした。「そんな風に試合を見るようになったのは昨年から。将来はなでしこJAPANに入り、世界で活躍したい」。未来の守護神に名乗りを上げる。
(ニュース和歌山/2018年1月6日更新)