『こねこのチョコレート』 作:B・K・ウィルソン 訳:小林いづみ 絵:大社玲子(こぐま社)
今日はバレンタインデー。こんなかわいいチョコの絵本はいかが?
ジェニーは4歳の女の子。明日は弟の誕生日。プレゼントに「こねこのチョコレート」を買いました。
その晩、ジェニーは、チョコが気になって気になって眠れません。
「箱の中には、8匹もこねこがいるのよ。ひとつくらい食べたって」。
ジェニーはベッドを出て、チョコをひとつ、パクッ! 「うーん! なんておいしいの」。ベッドに戻っても、残りのチョコが気になって眠れないジェニー。ひとつ食べ、またひとつ食べ、そして、とうとう…。
ジェニーの気持ち、よ~くわかります。チョコはおいしいもんね。心あたたまる優しいラストです。
(和歌山市民図書館司書 額田美那子)
(ニュース和歌山/2018年2月14日更新)